ブログにはプロフィールを公表する人が多い。しかし自分には公表するような肩書きや経歴はないし過去の自分で勝負するような人間にはなりたくない。気づいたこと感じたことを自由に書き込んでいきたい。

2009年06月19日

嬉野の底力

先日、大分県別府市において全旅連全国大会が開催された。

全旅連とは全国の旅館・ホテル業界約2万事業所において構成する組織で現在の会長が

山形県上山温泉日本の宿古窯の佐藤信幸社長。銀座にも日本旅理店を持つ名旅館。

ちなみに前会長が嬉野温泉和多屋別荘の小原社長。

第1部で総会の式典があり、第2部が瀬川瑛子ショー、その後懇親会となった。

自分は会員でもなく、来賓でもない立場だが皆さんのご好意で最後の懇親会まで御一緒した。

懇親会には来賓として観光庁長官がお越しいただいた。

日本における観光行政の発端は、昭和5年、当時、鉄道省のなかに国際観光局として立ち上がったのが

日本の観光行政のスタートとなった。それから紆余曲折の荒波を越えて昨年10月に待望の観光庁が発足し、

その初代長官として本保芳明氏が就任された。

役人らしからぬあいさつ、気さくなふるまい、非常に地方の観光行政に明るい方でありますし、

地方の観光行政の実態にもお詳しい。それだけに旅館・ホテル業の発展にも大きな期待を寄せておられた。

その他にも地元別府市の観光カリスマ鶴田浩一郎氏、由布院の観光カリスマ溝口薫平さんの娘さんで玉の湯

社長、由布院観光協会やツーリズム大分会長を務める桑野和泉さんなどそうそうたる顔ぶれが参集された。

嬉しいことが2つ。

瀬川瑛子さんが代表曲「長崎の夜はむらさき」にちなんで近くに嬉野温泉がある話をしてくださったこと。

もう一つは全国から多数の出席者、そうそうたる顔ぶれの御来賓のなかにあって千人を超える懇親会のなか

本保長官や鶴田さん、桑野さんらと佐賀県、特に嬉野の方が普通に会話をなされていたこと。

各種調査で県ごとの観光ランキングでは最下位レベルに位置づけられる佐賀県の観光の状況にあって宿泊業界に

おいては全国レベルに遜色のない存在感を発揮されていたのは非常に頼もしく嬉野の底力を感じた。

まだまだ経済状況は厳しく、観光業界、宿泊業界も厳しいけれども旅館・ホテル業界の発展を期待しています。


Posted by 嬉野温泉 at 01:57│Comments(0)
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