ブログにはプロフィールを公表する人が多い。しかし自分には公表するような肩書きや経歴はないし過去の自分で勝負するような人間にはなりたくない。気づいたこと感じたことを自由に書き込んでいきたい。

2011年02月28日

議員アンケートを考える。

今朝の佐賀新聞。

市町議員の62%が自ら住民の期待に応え切れていないとの回答。

さらには発言力を増す首長と不要論さえ唱えられる議会。

この報道には驚かされる。

言うまでもなく、首長と議会は二元代表制の上に成り立っているのだから

議会は執行部提案に追認をするという構図にはなく、あくまでも政策への

厳しい評価と監視の上に立って、政策の方向性を明らかに指し示すという

重要な使命を強く認識しなければならない。

新聞報道にもあるようにわかりやすい劇場型政治を主導することによって

知名度のある首長の力が増しているのもあるがパフォーマンスによって議会が

“なめられている”印象を受ける。

ある市議会では議会の大半は行政の仕事を詳しく知らない素人集団とある。

こんな情けない発言はやめてもらいたいし、代替案を出せないから賛成するという

のでは首長の提案を補強する役割まで負わされてしまう。

破綻したある自治体では「執行部提案に反対するのは大人気ない」と言ったとか。

何ともコメントのしようがない。二元代表制を論じる以前の問題だ。

破綻した自治体は対岸の火事なのか。他山の石としなければ。

対話行政が、議会がその機能を失ったら、まちは崩壊に向かう。





Posted by 嬉野温泉 at 01:11│Comments(0)
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