ブログにはプロフィールを公表する人が多い。しかし自分には公表するような肩書きや経歴はないし過去の自分で勝負するような人間にはなりたくない。気づいたこと感じたことを自由に書き込んでいきたい。

2008年10月22日

〝現在の自分〝で勝負

「肩書きや過去の自分で勝負する人間にはなりたくない。」
人間無意識のうちに、肩書きや過去の成功・失敗、実績などを盾に、現在を語り、現在を生きている。
それは何も個人としてではなく、いろんな組織の中でも無意識に先輩・年上として、ただ過去の
年数や実績だけで、後輩や年下に対して同じ目線で取り組めていないことが多々ある。

自分も様々な場面でいろいろな人たちに出会い、話をさせていただく機会があるがややもすると
「過去の自分で勝負しているかも?」と振り返って思うときもある。
もちろん、現在の自分は過去からの延長で成り立っているわけだから、過去を省みることや
過去と同じことをやるのがいけないというわけではない。
作家やタレントなどは、一度売れ出すと肩書きや過去の自分、過去の蓄積が〝ブランド〟となって
作品や内容よりも〝名前〟で勝負できる立場にある。

一方、スポーツの世界では、肩書きや過去は戦ってくれない。戦うのはいつも〝現在の自分〟だ。
学生レベルなら伝統校に対しての〝名前負け〟もありうる。
しかし、オリンピックなど国際レベルの大会では肩書きや過去は通用しない。
いつも現在の自分を高めていかなければならないし、日々節制と研鑚を積み、努力を重ねることに
よって、〝現在の自分〟で勝ち抜いていかなければならない。

観光業も同様だ。
全国的に名が知られている。以前は多くのお客さんが来ていた。昔、○○○○が泊まりに来た。など
地域に誇りを持つのは素晴らしいことだが、現在の観光客の希望や動向には全く関係がない。
観光客に来てもらうためには、〝現在の自分〟〝現在の嬉野〟の魅力を高めていかねばならない。

将来を考えると決して楽観視ばかりもしていられない現代だが、自分の意志に対して誠実かつ素直に、
そしてまず目の前にある取り組むべきことに対して一生懸命、必死に、ひたむきに向かい合うことが
大切だと感じている。
いつも過去や立場、肩書きは関係ない。通用しない。〝肩書きのない世界〟で 頑張っていきたい。




Posted by 嬉野温泉 at 22:55│Comments(0)
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