ブログにはプロフィールを公表する人が多い。しかし自分には公表するような肩書きや経歴はないし過去の自分で勝負するような人間にはなりたくない。気づいたこと感じたことを自由に書き込んでいきたい。

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2010年02月18日

プレゼンテーション

昨日、2月16日(火)福岡市でプレゼンする機会があった。

資料をつくっていなかったので一夜漬けで作成。

こういうときに学生時代のせっぱつまった経験が役に立つ。

プレゼンの内容はそれぞれの地域の観光について現状や課題、問題点、将来の展望を発表しながら、

国が重点支援地域を選定し、観光の専門家によるアドバイスを受け、商品化につなげるというもの。

九州全体で参加団体は、朝倉市、阿久根市、鳥栖市、佐賀市、島原地域、嬉野市の6団体。

6団体のうち佐賀県が半数の3団体と最も多いのには驚かされた。

これは佐賀県の場合、九州他県と比較して県の観光行政と現場の施策との接点がないこともあり、

県より国の施策に期待する風潮が強いということも一つの要因だと思われる。

この取り組みは最終的に旅行商品を作ることが目的とされているが、嬉野温泉の旅行商品は

すでに旅行市場に出回っていることから商品化を目指すという段階にはない。

そういった意味で傍目には参加する意味がないようにも思われ、実際、主催者である担当部長からも

参加について疑問視する指摘があったのも事実。

しかし、それは間違いで観光地を取り巻く状況や旅行者の動向が常に変化しているなかで厳しい

観光地間競争を勝ち抜くには従来の施設を中心とした商品としての観光、つまり山や川、温泉などの

自然環境のすばらしさや立派なハード施設を基軸にしながらも地域の素材や歴史、文化、人などの

潜在的な能力を引き出すことが魅力ある観光地づくりにかかせないもので、地域としての新たな動きを

打ち出しながら、従来にない旅行商品づくり、観光地づくりができれば幸いに思っている。

事業の目的からして嬉野市の選定はないものと思っているが

「ビジョンがなければ決断ができない、目標がなければチャンスを見いだすことはできない」

チャンスを逃さず、それぞれの場面で的確な判断を下すためには日頃から明確なビジョンと目標を

持つことが重要だ。

テーマ、コンセプト、ビジョン。これがこれまでの嬉野になかったもの。

しかし、お客さんがこだわってきているのでこだわらざるを得ない。

これからテーマ、コンセプト、ビジョンにこだわる。

ターゲットを明確にして差をつける。

目先の旅行商品よりも将来につながるトレンドやビジョンが欲しい。

  

Posted by 嬉野温泉 at 01:01Comments(0)