2008年11月25日
武雄市長辞職と市議会
武雄市が揺れている。
年の瀬の12月28日に市長選とは・・・。
武雄市長のリコール逃れ辞職はひどいじゃないか、と思う。
しかし市民病院問題は市民の代表であるはずの議会の承認を受けたものではなかったか。
行政におけるトップと議会の役割について考えてみた。
自治体では行政が提案し、議会が審議するから、提案の権限は行政のトップにある。
行政のトップと議員は二元代表制でどちらも住民の直接選挙で選ばれ、議会は最高議決機関となる。
しかし所詮は提案を受ける側である。提案を仕掛ける側ではない。
提案に対して積極的な考えや発言を返すことは提案を批判する形にもなる。
一方、議員として提案に対して賛成した場合、その見返りとして地元の振興策が得られ地域や支持者に顔が立つ。
よくある首長と議員との関係だ。
つまり提案する権利は行政のトップに独占されている。
トップがその気になれば、議会などの手続きを経て提案を通すことができ、議会は逆に構想・計画・提案の容認機関として、トップの提案を補強する役目まで負わされてしまう。
要するに提案権とは、議会に上程する計画案をトップが自分でつくることができることを意味する。
今回の武雄市の場合は、議会の承認を経たにしろ住民に対しての情報公開が不足していたのではないだろうか。
必要なのは、その提案の意図や状況や経過をさまざまな機会を通して、深く住民に知らせ、その反応を問うことこそが重要だ。それが情報公開であろう。
さらに申し上げるなら議員も政治家として結果責任を負うべきだと思う。
自分たちが企画したり、トップの提案に賛同したのであれば、一人になっても責任を負うぐらいの腹がなければ。
政治家は付和雷同してはならず、常に高所大所から判断しなければならないはずだ。
そして政治や行政は、利害調整型ではなく目標達成型であらねばならない。
失敗したり、地域が苦難の状況に陥っているのなら、それを解決して次のステップに向かうというのが政治家としての誠意であろう。
年の瀬の12月28日に市長選とは・・・。
武雄市長のリコール逃れ辞職はひどいじゃないか、と思う。
しかし市民病院問題は市民の代表であるはずの議会の承認を受けたものではなかったか。
行政におけるトップと議会の役割について考えてみた。
自治体では行政が提案し、議会が審議するから、提案の権限は行政のトップにある。
行政のトップと議員は二元代表制でどちらも住民の直接選挙で選ばれ、議会は最高議決機関となる。
しかし所詮は提案を受ける側である。提案を仕掛ける側ではない。
提案に対して積極的な考えや発言を返すことは提案を批判する形にもなる。
一方、議員として提案に対して賛成した場合、その見返りとして地元の振興策が得られ地域や支持者に顔が立つ。
よくある首長と議員との関係だ。
つまり提案する権利は行政のトップに独占されている。
トップがその気になれば、議会などの手続きを経て提案を通すことができ、議会は逆に構想・計画・提案の容認機関として、トップの提案を補強する役目まで負わされてしまう。
要するに提案権とは、議会に上程する計画案をトップが自分でつくることができることを意味する。
今回の武雄市の場合は、議会の承認を経たにしろ住民に対しての情報公開が不足していたのではないだろうか。
必要なのは、その提案の意図や状況や経過をさまざまな機会を通して、深く住民に知らせ、その反応を問うことこそが重要だ。それが情報公開であろう。
さらに申し上げるなら議員も政治家として結果責任を負うべきだと思う。
自分たちが企画したり、トップの提案に賛同したのであれば、一人になっても責任を負うぐらいの腹がなければ。
政治家は付和雷同してはならず、常に高所大所から判断しなければならないはずだ。
そして政治や行政は、利害調整型ではなく目標達成型であらねばならない。
失敗したり、地域が苦難の状況に陥っているのなら、それを解決して次のステップに向かうというのが政治家としての誠意であろう。
Posted by 嬉野温泉 at
07:00
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2008年11月25日
11月度ファミリーツーリズム研究会
佐賀県では家族旅行をターゲットにした観光戦略ファミリーツーリズムに取り組んでおり、月1回行政や関係者で構成する
ファミリーツーリズム研究会を開催し、会長のコメントや情勢報告、各地からの取り組み状況など情報交換を行っている。
県単位でのこのような取り組みは大変珍しく、国に先んじて未来を予見し、県内各地にその可能性の点を立ち上げ、 線に育て上げているところであり、佐賀県観光を広域的、横断的に結ぶ役割を果たしている。
今回の研究会もいつものように会長のコメントがあって、事務局からの報告があって、各地からの近況報告という流れで 進んでいたのだが途中でちょっと様子が違ってきた。
細かいことは書かないが佐賀県が取り組むファミリーツーリズムの中核を担うはずの宿泊施設に関する問題について 自身の体験をもとに意見報告があり、考えさせられるとともに佐賀県の観光を真剣に考えておられる姿勢がすばらしかった。
その他にも様々な意見があり、自分にとってこれまでとはちがった面で収穫のある会議だった。
ファミリーツーリズム研究会発足の本旨は、佐賀県における家族旅行のあり方について議論する場であると思っている。
毎月の定例になっていて慣れてしまい流れに従って淡々とした時間を過ごしていた自分に気づいた。
会議のあり方は様々だが初心に戻って佐賀県観光やファミリーツーリズムを真剣に考えていきたい。
ファミリーツーリズム研究会を開催し、会長のコメントや情勢報告、各地からの取り組み状況など情報交換を行っている。
県単位でのこのような取り組みは大変珍しく、国に先んじて未来を予見し、県内各地にその可能性の点を立ち上げ、 線に育て上げているところであり、佐賀県観光を広域的、横断的に結ぶ役割を果たしている。
今回の研究会もいつものように会長のコメントがあって、事務局からの報告があって、各地からの近況報告という流れで 進んでいたのだが途中でちょっと様子が違ってきた。
細かいことは書かないが佐賀県が取り組むファミリーツーリズムの中核を担うはずの宿泊施設に関する問題について 自身の体験をもとに意見報告があり、考えさせられるとともに佐賀県の観光を真剣に考えておられる姿勢がすばらしかった。
その他にも様々な意見があり、自分にとってこれまでとはちがった面で収穫のある会議だった。
ファミリーツーリズム研究会発足の本旨は、佐賀県における家族旅行のあり方について議論する場であると思っている。
毎月の定例になっていて慣れてしまい流れに従って淡々とした時間を過ごしていた自分に気づいた。
会議のあり方は様々だが初心に戻って佐賀県観光やファミリーツーリズムを真剣に考えていきたい。
Posted by 嬉野温泉 at
00:44
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