ブログにはプロフィールを公表する人が多い。しかし自分には公表するような肩書きや経歴はないし過去の自分で勝負するような人間にはなりたくない。気づいたこと感じたことを自由に書き込んでいきたい。

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2009年10月26日

佐賀海苔に思うこと。

最近、ご飯と一緒に食べる佐賀海苔がおいしく感じる。

海苔といえば佐賀県旅館組合青年部が佐賀の海苔を朝食に提供する取り組みを行っておられる。

「山は富士、海苔は佐賀」のフレーズは別府観光の父、油屋熊八が名づけた別府温泉をPRするための

キャッチコピー「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」から取られたのかなといつも思うのだがどうせなら

「山は富士 海苔は佐賀 湯は嬉野」とPRできたらもっといいが・・・。

佐賀県旅館組合青年部のメンバーは嬉野、武雄、古湯、唐津、太良など県内各地から集まっているため

地域活動とは異なり事情もそれぞれで共同で何か取り組むには困難な部分も多く、資金面でも課題がある。

そんな取り組みを支えているのは佐賀県観光連盟の方々。

今月上旬、古川知事が嬉野にお越しになって開催されたトークのなかで青年部員からお礼の言葉があったらしい。

佐賀の海苔を活用してのおもてなしは嬉しいが、それ以上に若い人たちが皆でまとまって頑張る、

それを下支えする人たちがいる。

40年ほど前、由布院をどうにかしようと立ち上がった中谷健太郎さん、溝口薫平さんら若者とそれを支えたのが

当時の湯布院町長の岩尾氏。後の参議院議員。

3人の若者がドイツの保養温泉地を見にいくため、町長自ら保証人になりイチゴ栽培の視察として農協から100万円ずつ

借りた話はあまりにも有名。その他、3人を町の臨時職員にして調査費として10万円ずつ援助されている。

親分、子分の関係のなかからではなく、おおらかで自由な風土ができてくると、若い人が頑張れるし、

新しい人が育っていく。

そういう関係から地域に元気が生まれてくる。



  

Posted by 嬉野温泉 at 00:17Comments(0)