ブログにはプロフィールを公表する人が多い。しかし自分には公表するような肩書きや経歴はないし過去の自分で勝負するような人間にはなりたくない。気づいたこと感じたことを自由に書き込んでいきたい。

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2009年01月22日

書を捨てよ、町へ出よう

「書を捨てよ、町へ出よう」という作品があった。
学がないので、内容はよく知らない。

役所というところは「用事があったら来てください」という
ところで、役所の人間はあまり町に出ない。
しかし「現場」に立って、「現場」で話す。ことはとても大切だ。

ただお偉いさんのように礼儀を考えて現場を回るというのでは
なくて、働いている人の現場に行く。
農家だったら田畑を耕しているところ、商店だったら、飲食店だったら・・・。
そういう現場に踏み込んでいく。
そういう気持ちでもって入っていくと良い関係が生まれてくる。

役所の方からしたら「町じゅう回れるものか」なんて思ってしまう。
事務処理に追われる、窓口を担当する、という意味もあるのか。
しかし、でもやっぱり「働き」の現場に入っていかなくてはならない。
会って話すことの大事さをわかっていないと。

別に田畑や店の現場をしっかり勉強して、知識を溜め込んでから、
現場の人と渡り合おうとか、指導しようとか思わなくていい。
役所の人間は暮らしの現場に出て行ってつながりをつくる。
三振で打ちとらなくてもキャッチボールができればいい。

行政マンや公務員は余儀なく机上だけで物を考えざるを得ない
ケースも多い。
だからこそ、その机上論をいかに現実味のあるものに高めていくかが
大切だろう。ここに想像力と体験力が求められる。
神の声は民の声 
生きた政策は、現場を知った人間にこそ立案される。  

Posted by 嬉野温泉 at 00:58Comments(0)